イングランドはW杯2026で優勝できる?テュヘル流「チームケミストリー」戦術を解剖

戦術分析
キュウ子
キュウ子

ねえシュウ、ワールドカップがもうすぐ始まるじゃない?イングランドって強いの?なんか「フットボールが帰ってくる」みたいなこと毎回言ってるけど……。

シュウ
シュウ

(笑)

それ「It’s coming home」ってやつだね。

イングランドのサポーターが大会のたびに歌う応援歌みたいなもの。

最後に世界一になったのが1966年、もう60年前なんだよ。

でも今回は本当に面白いかもしれない。

監督がドイツ人のトーマス・テュヘルになって、チームが変わってきてるんだ。

キュウ子:ドイツ人がイングランドの監督をやってるの!?なんかびっくり。

シュウ:そうなんだよ。最初はイギリスのメディアでもいろいろ言われたらしいんだけど、テュヘルはチェルシーでチャンピオンズリーグを制覇した実力者。今大会、どんな戦い方をするのか注目が集まってるんだ。

⚽ W杯2026直前!イングランドの現在地

キュウ子:テュヘル監督って、どんな人なの?

シュウ:もともとはドイツのクラブを渡り歩いたあと、チェルシーでCLを獲り、PSGでも指揮を執った監督だよ。2025年2月にイングランド代表監督に就任して、W杯出場権を確保したんだ。予選は8戦全勝・無失点という圧倒的な成績でね。

キュウ子:全部勝って失点ゼロ!それはすごい!

シュウ:ただ、グループの相手が強くなかったという見方もある。最近の強豪との親善試合ではセネガルと日本に負けたりもして、ファンからブーイングが出たんだよ。「パスが遅い」「横パスばかり」って批判もまだ残ってる。

キュウ子:じゃあ強いのか弱いのかよくわからないね……。

シュウ:それがイングランドの面白いところ(笑)。でも選手の質は本物だよ。グループLではクロアチア・ガーナ・パナマと対戦するんだけど、ちゃんとかみ合えば上位進出は十分ある。

🏹 テュヘルの戦術思想——「ケミストリー」が合言葉

キュウ子:「ケミストリー」って化学反応のこと?サッカーに関係あるの?

シュウ:ここでのケミストリーはチームの「相性」や「連帯感」って意味だね。テュヘル監督はメンバー発表のとき「26人の中で一番才能のある選手を選ぶわけじゃない。チームとして勝てる選手を選ぶ」ってはっきり言ったんだ。

キュウ子:えっ、才能がある選手を選ばないの?

シュウ:その考え方が賛否両論を呼んでるんだよ。今季絶好調だったコール・パーマー(チェルシー)とフィル・フォーデン(マンC)が落選したのが特に話題になった。その代わり、チームの規律や組織を優先した選手たちが選ばれた。

キュウ子:絶好調の選手を外しちゃうの……なんか怖い判断だね。

シュウ:でも考え方としては理解できるんだよ。W杯みたいな短期決戦は、個人技よりもチームとして機能するかどうかが大事になる。テュヘルはそこを重視してるんだ。戦術面ではハイプレス、つまり相手ボールを奪いに前から積極的に守備に行くスタイルと、しっかりしたブロックを敷く守備的な組み方を使い分けるとみられている。

キュウ子:ハイプレスって、全員で前に走るやつ?体力いりそう……。

シュウ:そうそう。だから体力や献身性のある選手が重要で、テュヘルの選考もそういう視点で見ると納得できる部分もあるんだよね。アルジャジーラの報道によると、新戦力として若い左サイドバックニコ・オライリー(マンCの21歳)の台頭も注目されている。今季プレミアリーグで7ゴール3アシストをあげた攻撃的な選手で、イングランドの長年の弱点だった左サイドを変えるかもしれない選手だよ。

🔫 イングランドの武器——ケインとベリンガムの輝き

キュウ子:イングランドで有名な選手って誰なの?

シュウ:やっぱりキャプテンのハリー・ケインだね。33歳でバイエルン・ミュンヘンに所属してるストライカーで、今季は51試合61ゴールという驚異的な成績を残したんだ。イングランド代表としても通算78ゴールを記録していて、W杯での歴代得点記録まであと2ゴールのところまで来ている。

キュウ子:51試合で61ゴール!?ほぼ毎試合ゴールしてるじゃない!

シュウ:化け物じみてるよね(笑)。ただ大きな大会になるとなぜかケインの体がきつくなるのがこれまでのパターンで、今年はコンディションを維持できるかが鍵とみられている。

キュウ子:もう一人の有名選手は?

シュウ:ジュード・ベリンガム、22歳のレアル・マドリード所属のミッドフィールダー。これまでは世界最高クラスの攻撃的MFとして期待されてきたんだけど、今季はクラブでの怪我や不調もあって出場機会が減ってた。テュヘルのもとではモーガン・ロジャース(アストン・ビラ)がベリンガムより先にスタメンを取る可能性もあると報じられていて、ポジション争いが面白くなりそうなんだ。

キュウ子:有名な選手でもスタメンじゃないかもしれないの?

シュウ:それがサッカーのドラマでもあるんだよ。あと右サイドのブカヨ・サカ(アーセナル)も注目選手。CL決勝でPSGと対戦した選手で、ドリブルで縦に突破する力が魅力だよ。

🌍 展望——「60年分の夢」は現実になるか

キュウ子:じゃあ実際に優勝できそうなの?

シュウ:率直に言うと、優勝圏内にはいるけれど課題も多いって感じかな。スカウォーカのデータ分析サイトによると、イングランドはセットプレーが非常に強力で、コーナーキックやフリーキックからの得点力は世界トップクラスとみられている。セットプレーというのは試合が止まった状態から始まるプレーのこと、コーナーキックとか直接フリーキックとかね。

キュウ子:止まってから始まるやつね、わかる!

シュウ:あとは課題が「流れの中のプレー」で、相手が守りを固めたときにどうこじ開けるかが問われる。パーマーやフォーデンを落選させた影響が出るかもしれないね。アルジャジーラは「準々決勝まで進む」と予想していて、ESP Nなどの専門メディアも「正しい噛み合わせであればトーナメントを勝ち進める力はある」としている。

キュウ子:60年ぶりに優勝したら大変なことになりそう!

シュウ:ファン全員泣くんじゃないかな(笑)。「It’s coming home」が本当になる日が来るかどうか、6月17日のクロアチア戦から目が離せないよ。

## 参考・出典

– [Al Jazeera「England World Cup 2026 team preview」](https://www.aljazeera.com/sports/2026/6/1/england-world-cup-2026-team-preview-players-to-watch-group-and-squad-list) – [Squawka「England World Cup 2026 odds, tactics, stats」](https://www.squawka.com/en/outright-markets/england-world-cup-2026-odds/) – [ESPN「Tactical keys for Champions League final」](https://www.espn.com/soccer/story/_/id/48889090/tactical-keys-champions-league-final-psgs-bizarre-kickoff-arsenal-striker-choice) – [GiveMeSport「England at World Cup 2026」](https://www.givemesport.com/england-world-cup-2026/)

キュウ子:なるほど〜!そういうことだったんだね。また明日も教えてね!

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