モウリーニョ体制で動き出したマドリードの夏
2026年夏の移籍市場において、レアル・マドリードがかつてないほどの積極補強を展開している。今夏からジョゼ・モウリーニョ監督を迎えた同クラブは、新体制での即時優勝を目標に掲げ、複数のビッグネームの獲得に動いていると各メディアが報じている。
ベルナルド・シルバがフリーでマドリードへ
最大の注目点は、ポルトガル代表MFベルナルド・シルバのフリー移籍での加入だ。マンチェスター・シティとの契約満了を迎えたシルバは、バルセロナをはじめ複数の欧州トップクラブが争奪戦を繰り広げていたと報じられている。最終的にモウリーニョ監督のオファーを受け入れ、マドリードとの契約に署名したとされている。サッカーキングによると、シルバは今夏のFIFAワールドカップでポルトガル代表の中心選手として出場中であり、大会終了後に正式合流となる見込みだという。
コナテもフリーでリヴァプールから加入
同じくフリー移籍で加入するとみられるのが、フランス代表CBイブラヒマ・コナテだ。リヴァプールとの契約満了となるコナテについて、マドリードが4年契約を提示し合意に至ったと複数媒体が伝えている。ESPNによると、モウリーニョ監督が守備の建て直しを最優先課題と位置づけており、コナテはその中核を担う存在として期待されているという。
クシュレラを約85億円で獲得、ダムフリーズ加入も間近
チェルシーからスペイン代表LBマルク・クシュレラを約5,500万ユーロ(約85億円)で獲得したとSports Moleが報じている。クシュレラはチェルシーでの数シーズンを経てキャリア最高潮にあるとされ、マドリードの左サイドを担う主力として期待されているとみられる。さらに、インテル・ミラノのオランダ代表WBデンゼル・ダムフリーズも約2,000万ユーロ(約31億円)で加入間近と伝えられており、右サイドの人員補強を完了させる予定だという。
モウリーニョの「今すぐ勝つ」戦略
ESPNの報道によれば、モウリーニョ監督はクラブ首脳陣に対し「即戦力の補強」を強く求めているとされる。若手育成よりも実績ある選手の獲得を優先する同監督のスタイルは「ウィン・ナウ」戦略と評されており、今夏の動向はその哲学を体現したものとなっている。2011〜13年の在任時以来、13年ぶりにサンティアゴ・ベルナベウのベンチに戻るモウリーニョにとって、この夏の補強はラ・リーガ制覇に向けた強い意思表示ともいえる。
ライバルへの影響と今後の見通し
一連の補強劇はラ・リーガのライバルクラブにも少なからず影響を与えているとみられる。バルセロナがベルナルド・シルバ争奪戦で後塵を拝したことで、同クラブの夏の補強戦略にも変更が生じる可能性があると現地メディアは指摘している。プレミアリーグ移籍ウィンドウは9月1日まで開いており、マドリードがさらなる追加補強に動く可能性も残されている。


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